2017年08月02日

桜清水コテージ・オートキャンプ場



長野県は松本駅から美ヶ原高原の方へ向かって、途中から県道283号線の急坂を上ったところにあるコテージ・オートキャンプ場です。

今年の夏休みを利用して、初めて高地をめざして活動をしてみました。
もちろん、避暑が最大の目的です。

ところが、結論から書いてしまうと大自然の洗礼を受けるだけ受けただけで、最高に楽しめたのはものの数時間だけでした。。

また、同じ理由により今回は写真が特に少ないです。
ジッとしていることが恐ろしいため、とてもじゃないですが昼間に撮影などできません。

今回の教訓としては、自分の乗っているクルマと訪れる時期‥これがすべてです。


言い訳からスタートしてしまいましたが、『この時期』だけは外してパワーのある小型車で訪れれば、ここは良いキャンプ場になると思います。

まず、このキャンプ場の受付に到着するまでの道のり。
Googleストリートマップで見る限りは普通の道路のように見えますが、実際は15%もの勾配のある区間もあります。

15%というと約8.5度くらいになるでしょうか。
角度で言ってもわかり辛いと思いますが、わたしの心情として言葉で表現するなら「見た目で気持ちが萎えるほどの急坂」といったところでしょう。

やっとの思いで受付が無事に済んだ所で、次に待ち構えるのは棚田状になっているサイトの場所選び。
間違ってもスーパーロングのクルマで訪れるような所ではないことは確かです。

とにかく狭くて、片輪が浮いてしまうような所ばかりです。

浮いてしまったら最後、LSDがなければアクセル踏んでも前に進まず下に落ちていきます。
我が家のクルマは実際にそうなり、本気でキモを冷やしました。。


そして、、この時期の最大の要因‥、それは恐ろしいほどの『アブの大群』です!

受付からサイトに向かう坂の途中から、アブたちの歓迎会が始まります。
窓やボディ、ミラー越しに見てもそのまとわり付く数がハンパではありません。

あまりにも凄すぎて、その場でもう下山する寸前まで心が折れました;;


心が折れながらもとりあえずはサイトを決め、一度は覚悟しなければならないと思いつつエンジンをoffにし、考えること数分‥。

まとわり付いているアブたちの数が徐々に少なくなっていきました。

「あれ‥?」

ここで仮説をたててみました。

もしかしたら、
@ アブたちを驚かせてしまった
A 走っているクルマのボディや排気ガスが好きなのではないか

我が家のすぐあとに次のクルマが入ってきたのですが、やはりアブたちはクルマを追いかけていきます。

「少しジッとしていよう。。」

それからもう少し待って、なんとか出入りができるくらいの数まで解散しました。
それでも0ではありません。100匹いたのが10匹になったような程度です。

クルマから降りて設営の位置決めをしている間にもブンブン飛び回っています。
当然ながら、その中には蜂の姿もあります。大将のような巨大な個体もいます。

そして、設営を始めればまた「なんだなんだ?」とでも言いたそうに大群が集まってきます。

もう恐ろしいの一言しかありません。。


ところが、そのような状態を耐えること数時間‥日没になるとまったくいなくなりました。

帰宅したアブに代わって、今度は蛾や翅アリなどが訪れるようになったのですが、こちらも完全に日が落ちると帰宅するようです。




時刻は20:00頃。
ここまで耐え抜いてようやく、貴重な至福の時間がやってきました。

嫁さんも子供もすでにグッタリです。虫恐怖症一家なのですから当然です。
むしろ、ここまで良く耐え抜いたと思います。

このとき外気温は20℃。
たき火をしながらバーベキューをして、お酒や花火などやっとの思いでキャンプを楽しめました。

そしてこの涼しい環境の中、我が家では初となるテント泊に挑戦しました。
わたしがまっすぐ横になれないほどの小さいテントですが、強烈な疲れもあってあっさり眠りに落ちたのでしたzzz。。





しかし、次の日の早朝‥、日出とともに再び地獄は容赦なくやってきます。

04:00、明るくなってくると同時にアブ・蜂たちが朝の行動開始!

テントにまとわり付かれ、羽音が耳を襲います。
中に入られることこそありませんでしたが、うるさくてもう眠れません。

そんなことを言っている間にもさらに日が昇ってきて、テント内の温度がどんどん上がっていきます。
当然ながら中に居続けることも厳しくなっていきます。

意を決して外に出るしかありません。

それも自分1人ではなく、出るときは全員同時です。
誰か1人だけ出てテント内にアブの侵入を許してしまったら、中は完全にカオスになるでしょう。

こうなってしまったら、もうこれ以上睡眠がとれる機会は20:00までやってきません。


このキャンプ場唯一の天国である『せせらぎの湯』で朝風呂をし、そこで家族会議です。

予定ではもう1泊あるが、これからどうするか‥?

@ この場でギブアップする
A 下山して、18:00頃まで下界にいる(そのついでにどこかで寝る)
B ずっと『せせらぎの湯』にいる


もはやこの3択しかありません。

残念ながら営業・メンテナンスの関係上、Bは即消えます。

そしてA案、松本市街まで行けばなんとでも過ごせます。
食料の調達も考えていたので、エアコンの効いた屋内でゆったりできるでしょう。

しかし、そのあとまた上ってアブたちの元へ帰れるか‥、と考えた時に「無理だね。。」という意見で全会一致しました。

したがって、@案・ギブアップとなりました。


勇気ある撤退を決めたものの、まだこれで終わりではありません。

またまた当然ながら、撤収の際にも「なんだなんだ?」とでも言いたそうに大群が集まってきます。

もう恐ろしいの一言すらも出ません。
むしろ帰るだけなので、ほぼやけっぱち。大将以外は手で払いのけるまでになりました。


最後に結果論です。

8月の前半に行ってはいけません。
アブの天敵であるオニヤンマが多くなる時期になれば、少しは落ち着いていく‥かも‥しれません。。
(あくまでそうなることを期待したいだけです)

我が家が訪れたこのときは、赤トンボしか飛んでいませんでした。。

それでも、これだけの数に囲まれながら誰も刺されたり噛まれたりの被害はありませんでした。
虫除けスプレーや森林香の効果は微妙ですが、実害がなかったことは奇跡的と言えます。


冒頭にも書きましたが、このキャンプ場はクルマと時期を選びます。

ガソリン・2WD・ノーマルデフ(LSDなし)車では相当厳しいです。
相性ピカイチは、間違いなく三菱デリカでしょう。

ランサーやインプレッサももちろん良いでしょうけども、車高下げているものはダメです。
下回りがキズだらけになりたくなかったら、車高は上げておきましょう。

キャンプ場のHPにも記載されていますが、ガタイの大きいキャンピングカーは論外です。
上背のあるシェルは木に当たりますし、何よりオーバーハングが大きすぎて切り替えしが厳しすぎます。

また、棚田状のサイトは横に狭く、広場のある最上階を除いてすべて縦長の作りになっています。
サイドオーニングを広げるスペースなどありません。最上階以外は小さめのタープを張れるのみです。




夜の環境が素晴らしいだけに、なんとも悔やまれる結果となりました。

我が家とは相性が合わなかっただけだと思うので、合う人にとっては良いキャンプ場になり得ます。
リピーターも多いようですから、それがすべてを物語っていると言えるでしょう。

もっと言えば、ここはコテージがメインの営業で、オートキャンプ場はおまけ程度なのかもしれません。

それでも、他の方のブログ等を拝見してもトイレ以外の悪い印象はほとんど書かれていないので、やはり時期的な問題としか考えられません。今回は運が悪かったのだと‥、そう思うことにします。。

(※ 見出しの画像は『ウォーカープラス』より拝借しました)

posted by けい at 23:35| Comment(0) | おでかけ
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